前回、前々回に引き続き66回税理士試験(財務諸表論)について書いていきます。
試験開始
いよいよ試験開始の合図があり、問題用紙を開きます。
毎年のことですが、最初は緊張で少し手が震えてしまい、
解いている内に落ち着いてくるのですが、
まずはいつも通りに、計算から。
問題をペラペラと最後までめくってみるとそんなに分量は多くなさ
とりあえず、最初のメモ書きを一通り書いて、
いきなり合併による株式の消滅が出てきましたが、
何とか思い出しながら、「抱合株式消滅差益」を書きました。
有価証券を終えると、次は最初のページ(現預金)からです。
当座預金が少し変わった問題でした。
「こんな所で間違えられるか」
さらに、危ないことに、
普段はしないようなミスを引き起こしてしまう。
本試験はやっぱり恐ろしいです。
あとは棚卸資産の計算が時間がかかりそうなので、
難しい問題は少なかったので、高得点勝負になりそうです。
そして、解答用紙に転記して理論に移ることにしました。
ここで75分くらい経過。
あと残り45分です。
理論をペラペラとめくると、包括利益(第1問)と外貨建取引(
まずは第1問から
包括利益は出そうと言われていたので、
基本的なことは解答できたと思いますが、
ここで落としてしまうとヤバそうです。
続いて第2問
外貨建取引も、直前の授業でヤマはりされたところだったので、
これはラッキーと思ったのも束の間、
とりあえず穴埋めを埋めて、基本的な部分を書いてみましたが、
本試験では、こんなことが多々あります。
ここで諦めたら終わりなのです。
こんな難しい問題は誰もできないだろうと思いながらも、
真っ白の答案と、
もう書くことも無くなってしまい、
理論は思ったより早く終わってしまいました。
もう一度計算に戻って、解けなかった問題に再度挑戦です。
まずは、仕掛品から。
材料費部分についてはきれいな単価が出るのですが、
どこかで間違えたのだろうと思いながらもとりあえず、
試験終了
そこで終了の合図がありました。
もう少し時間があれば、
試験官が用紙を回収する際に、
一番上の理論の用紙で空欄を多く残しているものが目について、
何はともあれ試験は終了です。
そして、
終わりに
自己採点については、次回「66回財務諸表論自己採点」