自社の評判を落とさないように要注意! 社用車に社名を入れて走ることのメリット・デメリット!

社有車への社名広告

街中では、社名を入れて走っている車をたくさん見かけますが、車に社名を入れることには良い面と悪い面があります。

広告効果を狙って安易に車に社名を入れてしまうと、思わぬところで損してしまうかも…。

今回は、スモールビジネスで社用車に社名を入れることのメリット・デメリットについてのお話です。

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解決不可能な厄介なデメリットとは!

車に社名を入れることの最大のデメリットは、運転の仕方一つで自社の評判を落としてしまう危険があるということ。

悪目立ちするような運転には要注意です!

社名を覚えられて後からクレーム電話を入れられたり、はたまた、ご近所で危ない会社だと変な噂を流されたりしては広告の意味がありません。

以下のような、違法行為はもちろんダメですが、

  • スピード出し過ぎ
  • 信号無視
  • 違法駐車
  • あおり運転

こんな些細なことでも、他車の怒りを買うことがあります。

  • 信号に気付くのが遅れての急ブレーキ
  • 車間距離が微妙な車線への車線変更
  • 安全第一のノロノロ運転
  • 狭い道での右折待ちで後続車を待たせる
  • マクドのドライブスルー待ちの車線渋滞

などなど、挙げたらキリがありませんが、自分では許容できることも他人にとっては怒りのポイントである場合もあります。

十分すぎるほど運転に気を付けていても、うっかりミスはしてしまうもの。

この評判を落としてしまうかもしれないというリスクはゼロにすることができないので厄介なのです。

それにも勝るメリットが!

言わずもがなですが、まず第一のメリットは、自社の名前を近所に知ってもらえるということ。

しかも広告費をかけずに!

最初に車に社名を入れる時はもちろん費用がかかりますが、あとは看板が壊れるまで無料で宣伝し放題です。

しかも、どこかに行くついでに宣伝できるのでなんとも楽!

さらに言うと、車から離れている駐車中にも勝手に宣伝してくれているのです。

社有車への社名広告

普段からあえて人目に付きやすい場所に駐車するようにすれば、広告効果はさらにアップです。

第二のメリットは、安全運転を促してくれるということ。

”危ない運転をしていては自社の評判を落とす”というデメリットがいい意味で働いてくれて、普段から自然と安全運転を心がけるようになります。

安全運転は車を運転する上で一番大切なことです。

強制的に安全運転ができるというのは何よりも素晴らしいメリットだと思います。

第三のメリットは、優良な運転をすることで自社のイメージアップを図れるということ。

例えば…

  • 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいたら率先して止まって先に渡らせる
  • なかなか右折できずに困ってる対向車がいたら、進路を譲ってあげる
  • 車線変更をしたがっている車がいたら車間距離を空けて入れてあげる

こんな優しい運転を常に心がけていれば、親切な会社だという良いイメージを地元の人達に持ってもらえるはずです。

社名を入れるべきなのはこんな会社!

自社のビジネススタイルによっては、車に社名を入れても宣伝効果のメリットが少ない場合もあります。

例えば、店舗を持たずにネット専業で全国の顧客を相手にしていたり、BtoBで特定企業との取引しかしていない場合などです。

そんな会社は前述したデメリットが勝ってしまいますので、社名を入れない方がいいかもしれません。

一方で、宣伝効果が高いのは地域密着型のビジネスを行なっている会社です。

社名を入れた車で近所をウロウロするだけで、地域での認知度を高めることができます。

しかも自分の行動範囲内で広告できるので非常に効率的です。

社名の入れ方にもポイントが!

1.車の後ろには絶対入れない!

車の後ろに社名を入れると、常に後続車に見てもらえるので広告効果は高そうですが、それが逆効果となることもあります。

例えば、急ブレーキを踏んでしまったり、車線変更で横入りしたりして、意図せず後続車をイラつかせてしまった時に社名をしっかりと覚えられてしまいます。

どれだけ安全運転を心がけていてもうっかりミスはあるもの。

特に後続車へは迷惑をかける可能性が高いと考えて、このイメージダウンのリスクを減らすために車の後ろには社名は入れない方がいいでしょう。

社有車への社名広告

2.マグネット式の社名プレートが便利!

社名の入れ方にはペイント式やシール式など色々とありますが、マグネット式がおススメ。

社有車への社名広告

これなら好きな場所に貼れるし、好きな時に剥がせるし、貼る車を変えることだってできます。

しかも、オーダーメイドでも結構安いです!

3.タイミングよく外すべし!

マグネット式なら好きなタイミングで社名を外せます。

ビジネス圏外の遠方に行く時や、名前を伏せて車を出したい時などはマグネットを剥がして臨機応変に対応しましょう。

広告は、その場でのメリット・デメリットを判断して自分の出したいタイミングで出せばいいのです。

4.運転手は信頼できる人を!

運転の仕方次第では自社の評判を落としかねないので、社名を入れた車の運転手は信頼できる人にすべきです。

とは言っても、そんな責任を伴うことを他の人にやらせるのも気が進まないと思います。

やはり、究極的には自分で運転するのが一番なのです。

他の人が運転する時には社名を外すくらいの方がいいかもしれませんね。

終わりに

広告効果を狙って安易に車に社名を入れるのは考え物です。

名前を知ってもらうのは重要かもしれませんが、悪いイメージで名前が広まってしまうと大変。

社名を入れた車を運転するということは、その会社の看板を背負って運転しているということをお忘れなく!

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