今回で財務諸表論については最終回です。
前回まで全5回にわたって財務諸表論の勉強方法やテクニック等を色々と紹介してきました。
- 税理士試験最終科目が財務諸表論というレアケース
- 簡単な財務諸表論!簡単だからこその理論の効率的な勉強方法
- 計算で合格が決まる財務諸表論 点数アップのための勉強方法とは
- 財務諸表論テクニック1 開始直後のメモ書きを工夫して、ミスを減らしながらもスピードアップ!
- 財務諸表論テクニック2 集計を工夫すれば計算なんて70分で解き終わる
しかし、その紹介した方法を実際に取り入れてみたくても、それが結果につながっているのかどうかわからないので躊躇している方もいると思います。
今回はその方法を実践してきた私の成績を実際にお見せ致します。
めちゃくちゃよい成績ではないのですが、これくらい取れば十分合格できる点数だと思っています。
これを見て頂いて、試してみるかの判断にしてもらえればよいと思います。
実力判定公開模試
第一回では、上位3割に入れていませんが、それは計算が原因です。
残りの回は、計算の点数がしっかり取れているので、理論は並みの点数ですが上位1割近い順位となっています。
理論は高得点は難しく、みんな似たような点数になるので差が付きにくいです。
計算に力を入れるというのは、財務諸表論の試験では本当に重要だということがわかると思います。
また、理論は試験まで地道に勉強すれば十分合格レベルに持って行けますので、実判の時期にはそこまで焦る必要もありません。
全国統一公開模試
全統模試が行われるのは本試験の3~4週間くらい前です。
この時期には、ほぼ仕上がった状態までもっていけました。
計算は毎回の答練で平均して高得点が取れるようになっていました。
計算で大きく落とすことがないように日頃から計算の総合問題を解いていたのがよかったのだと思います。
理論については上位3割くらいをウロウロしている感じでした。
しかし、計算での高得点のおかげで全統模試では上位1割を切れています。
終わりに
以上が私の実際の成績ですが、参考になりましたでしょうか。
計算さえしっかり取れれば、理論はそこそこでも十分戦えることがわかったと思います。
今後財務諸表論を受験される方は、是非計算を極めてみてください。
良い結果が待っていると思います。