本試験ならではのマル秘テクニックを解説! 平成28年財務諸表論試験談(前編) 

本試験テクニック

第66回税理士試験から1か月近く経つのですが、忘れないうちに振り返ってみたいと思います。

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試験会場まで

財務諸表論の試験は1日目の2時間目(12時半から)です。

今年の試験会場は茨木市にある立命館大学のキャンパスでした。

去年は大阪大学、一昨年はインテックス大阪でしたので、最近は毎年場所が変わります。

最寄りの阪急南茨木駅までは家から30分くらいで着きますが、初めての会場でしたので試験開始の1時間前には到着するように早めに家を出ました。

持ち物は、必須の「筆記用具、電卓、受験票など」の他に毎年持って行くものがあります。

ゲン担ぎのキットカット、脳への栄養補給のバナナ、水分補給用のお茶、炎天下を歩くので凍らせたタオル、さらに凍らせたこんにゃくゼリー」です。

冷たさを長持ちさせるために、これらをスーパーの袋にひとまとめにして入れます。

そして受験票固定用のセロテープも持って行きます。(使い方は後述)

カバンは結構重たくなりますが、代わりに教科書は理論を1冊入れるだけにしています。

どうせ会場に着いても多くのことをやっている時間はありませんし理論なら直前に見ていた所が出るというラッキーを期待できるからです。

試験開始まで

南茨木駅から立命館大学までは歩いて10分〜15分くらいかかりました。
(この時期の10分はかなり暑い)

私立の大学だけあって、キャンパス内はとてもキレイでした。

試験会場である校舎の中に入ってもまだ早過ぎたせいか人はまばらでした。

外は暑いのでとりあえず校舎の中の1階ロビーで理論の勉強をすることにしました。

勉強すると言っても、もう最後の悪あがきです。

ただただ理論チェックノートを読み流して、試験開始まで高ぶった心を落ち着かせるのです。

そうこうしてる内に、1時間目の簿記論が終わったようで受験生がゾロゾロと出てきました。

後片付けがありすぐに教室に入ることはできませんので、まだしばらく待機です。

ようやく教室に入れるようになったので、私も受験する教室のある2階に移動しました。

ここで気付いたのですが、受験教室を貼り出してある掲示板が2階には見当たらないのです。

2階というのは覚えていましたが、部屋番号までは覚えていませんでした。

掲示板も当然用意してあると思ったからです。

今さらながら、さっき携帯で掲示板の写真を撮っておけばよかったと思いました。

もう6回も受験しているのにこんなこともあるのです。

また1階に降りるのは面倒なので、とりあえず受験生達の進む方に同じように歩いて行くと教室の入り口に受験番号が貼り出してありました。

たまたま最初に見た教室に自分の受験番号が書いてありました。

教室にて

教室は150人くらいが受験できる教室でしたが、もうすでに多くの受験生が座っていました。

自分の席を探してみると、

なんと一番前の席!

これはラッキー!

足が伸ばし放題です。

「でも、もしかしたら最終科目の受験生は不正がないかしっかり監視するために敢えて一番前の席に座らせるんか?」

「ジロジロ見られたら集中力が散るがな…」

などと考えながら着席しました。

座ってみると机の奥行の長さは十分広くて安心しました。

去年の阪大の試験会場は古いタイプの講義机(前のイスの背もたれが自分の机の前の部分と一体のやつ)でしたので、机の奥行がとても狭く、A3の解答用紙を縦に置くと下の方が少しはみ出すという何ともやりにくい机だったからです。

そしてまずは、受験票の準備です。

持ってきたセロテープで机の端っこに貼り付けます。

この時、片側だけセロテープを貼り付けることで、試験中は机の上からよけておくことができます。(下のような感じ)

受験票固定

通常はこの状態↑だが、試験中は邪魔なので

机の上から排除↓

受験票邪魔

これが果たして机の上に受験票を置いている状態なのかは怪しいのですが、今まで注意されたことはありませんのでたぶん大丈夫なのかなと笑

そして、試験開始も近づきつつあるので、栄養補給のために持ってきたバナナとチョコを食べました。

緊張のせいで味わって食べるなどできません。

とにかく脳に栄養を行かせるために、無心に食べるのです。

食べ終われば、あとは試験官が来るまで再び理論再開です…。

続けて書きたいところですが、長くなりましたので、続きは次回「平成28年財務諸表論試験談(中編)」へ

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