本試験の雰囲気を教えます!! 平成28年財務諸表論試験談(中編)

財務諸表論試験題字

前回の続きで66回税理士試験(財務諸表論)について書いていきます。

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試験官現る

試験開始15分前に試験官達が入ってきました。

10人くらいいます。

教室の前方で試験の準備を始めています。

毎年思うのですが、机の上からテキストを片付けるタイミングはいつが正しいのでしょうか。

試験官が試験の注意事項を言い始めた時?

試験官が問題用紙を配り始めた時?

はたまた、試験官から直接「もうテキストを片付けなさい」と注意されるまで粘るのか?

私の場合は、試験官の注意事項の中で、試験中に机に置いてはいけないものの説明がされた時をそのタイミングにしていました。

なぜかというと、その説明がされて初めて、私たちはその注意事項を認識して、その注意事項が効力を生じる。
そして、その説明が試験官からの最終通達であり、その説明を聞いてしまったからにはその注意を守らずにテキストを開いてたら、有無を言わさず不正行為とされるのでは?

という私の勝手な解釈です。

税理士となればこのようなグレーゾーンの取り扱いについては、自身の責任で適切な解釈をしなければならず、税理士試験はこのような場面でも税理士としての資質を問うているのだなぁとしみじみと思うのです笑

真相は不明ですが、

今まで試験を受けてみて、税法受験の猛者達が最後の最後までテキストにかじりついて悪あがきをするという姿をよく目にしてきました。

やはり、何事でも最後まで諦めない気持ちを持っている人が最後に勝つのではと思ってしまいます。

話はそれましたが、いよいよ試験開始が近づいてきました。

用紙配布後

問題用紙等を配り終わり、あとは開始の合図を待つだけ。

この間に、名前を書きながら解答用紙のチェックです。

理論は記号や穴埋めが多そうで、記述は少なめな感じです。

計算の方は、今年はどうやら製造業のようです。

さらに株主資本等変動計算書もあります。

去年みたいに難しい問題ではないかドキドキです。

ここで何ともラッキーな事に、隣の受験者がいなかったのです。

一番前の席ですし、隣に誰もいないのでもうやりたい放題です笑

足は伸ばせるし、机も半分以上使えるし、今年は何だかついている予感です。

あとは試験開始の合図を待つだけ…。

続きは次回「平成28年財務諸表論試験談(後編)」へ

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