税理士試験合格から早4か月。
当初は合格証書が届いたらすぐに申請書を提出するつもりで準備もしていたのですが、色々あって遅くなってしまいました。
そして、先日ようやく税理士登録のための申請書を提出しに、近畿税理士会まで行ってきました。
今回はその申請書を提出しに行った話です。
税理士試験受験生の人たちもいずれは通る道ですので、勉強の励みにでも気軽に読んでみてください。
申請書には添付書類がいっぱい
当然のことですが、税理士登録の申請書を提出すると言っても、紙1枚を提出すればいいのではありません。
その申請書には添付書類を大量に付けて提出しなければならないのです。
税理士会への入会届、履歴書、誓約書、実務経験の証明書、戸籍抄本、住民票などなど大量です。
しまいには「登記されていないことの証明書」という訳のわからない証明書も添付が必要となります。
(これは成年被後見人等でないことを証明するためのもので法務局でもらえましたが、2度と使わないでしょう(-_-) )
書類を揃えるためには、
住民票のある市役所、本籍地のある市役所、法務局などを回らなければなりません。
(市によってはマイナンバーを使って、住民票や戸籍のコンビニ交付が受けられます。)
私の場合、去年の12月に提出する予定で準備をしていたので、住民票などの書類は12月に集め終わっていました。
そして、それらの書類をこの4月までずっと温めてきたのですが、何と…
住民票などの役所の書類は「申請前3か月以内に交付されたものとする」となっていたのです。
集め終わった書類の交付日はすべて3か月以上前の日付。
今回提出するためにまた、取りに行かなければならなくなってしまいました(~_~;)。
いざ再度収集へ
住民票はマイナンバーでコンビニ交付ができるので問題ありません。
一方、戸籍抄本は別の市に在住している場合にはコンビニ交付が受けられません。(大阪市の場合)
結婚を機に大阪市に戸籍を移してしまったのが裏目に出ました。
しかし、大阪市も便利なもので、証明書発行のためのサービスカウンターを梅田に用意してくれているのです。
(何とここではPiTaPaでの支払いが可能!)
なので、これは近畿税理士会に行くついでに取りに行けました。
法務局も同様で、大阪法務局は近畿税理士会から目と鼻の先。
(「登記されていないことの証明書」は、法務局の本局でしか手に入りません。)
これもついでに行けたので良かったです。
でも結局、再取得のために交付手数料が1,000円以上かかってしまったのが悔やまれます。
(無収入者にとっての1,000円はでかいっ!)
ちなみに、今回の申請には「登録免許税60,000円の納付(国へ)」プラス「登録手数料50,000円の納付(近畿税理士会へ)」が必要でした。
また、登録後には、「入会金40,000円(近畿税理士会へ)」、「本会費82,800円(近畿税理士会へ)」、「支部会費36,000円程(支部へ)」など諸々の出費が待ち構えている模様。
1,000円がどうこう言ってる場合でもないようです笑。
どないすればいいんでしょうかホンマに…。
近畿税理士会へGO
集めた書類を一式持って、いよいよ近畿税理士会へ突入です。
近畿税理士会の場所は、「天満橋駅」からすぐです。
そして、大阪国税局のはす向かい。
一度、申請書の用紙をもらいに来ていますので、迷うこともありません。
なかなか立派なビルです。
その4階に事務局があります。
そして、いよいよ申請書の提出です。
持ってきた書類一式を、新規登録担当の人がチェックしてくれます。
書類の記載は厳密さが要求され、住所や戸籍が正式な表記で記載されていなければ書き直しさせられるそうです。
私の提出した書類には記載の不備はなかったようで、これでひと安心と行きたいところなのですが…。
実は今回ちょっとイレギュラーな書類の提出をしました。
色々と訳あってなのですが、詳しくは後日ということにします。
申請に関して担当者の方は、一応書類の受理はしてくれました。
そして、他にも書類の提出をお願いするかもしれませんとのことでした。
最終審査は日税連がするのでどうなるのかわかりませんが、まぁ何とかなるでしょうたぶん(^^;)
今後の流れ
まず、近畿税理士会での面接が5月19日にあるようです。
それまでは、ただひたすら待ち。
まだ1か月以上も先の話ですので結構長いです。
面接後は、6月21日に登録審査会、6月28日に税理士証票伝達式となっています。
うまく行けば、7月には開業できているはず。
どうなることやら不安もありますが、しばらくはまた開業準備に勤しむことにします。