HPから顧客を獲得するのはやはり一工夫が必要 その一工夫とは?

ホームページ集客

税理士が顧問先を獲得する方法は色々あると思いますが、大きくは次の2つだと思います。

1つは、知り合いから紹介してもらう方法。

もう1つは、ホームページから直接申し込みを受ける方法です。

今回、ホームページからの顧客獲得で少し考えさせられることがあったので、それを記事にしてみました。

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紹介とHPの違い

この2つには大きな違いがあります。

それは、知り合いからの紹介に比べて、ホームページからの申し込みは圧倒的に申し込む側の不安が大きいということです。

紹介の場合、その紹介してくれた人が信頼できる人なら当然その紹介先も信頼できるものだと考え、ある程度安心して契約まで至ることができます。

一方、ホームページからの申し込みでは、得られる情報はそのホームページからのみであり、さらにその情報は税理士側からの一方的な(そして主観的な)情報なので、そもそも信頼してよいのかどうか全くわかりません。

これから長い付き合いとなる税理士を選ぶのですから、その判断基準の中で「信頼できるかどうか」はかなり重要なポイントです。

そして、信頼できるか判断しにくい不安な状況で、ホームページから申し込んでもらうためには、やはりそれなりの工夫が必要となってくるわけです。

人柄を見せる

つい先日ホームページから申し込みをして頂いた新規のお客さんと顧問契約をさせてもらったのですが、そのお客さんと初めてお会いした時になぜわたしを選んで頂いたのかを失礼ながら聞いてみました。

すると、とてもうれしい答えが。

なんとわたしの人柄を見て選んで下さったのです。

うちのホームページでは担当税理士であるわたしの人柄がよくわかってもらえるように、かなり長めの自己紹介のページを用意しています。

ホームページ集客

一般的な税理士事務所のホームページは、サービス内容や料金プランなどは充実した内容が記載されていますが、今後自分と直接関わることとなる税理士本人の情報(実はこっちの方が肝心)は簡素なことが多いです。

ホームページから申し込みをしてくれるお客さんは、サービス内容よりもまず先にその税理士が信頼できるかどうかに大きな不安を抱いています。

そんな時に、税理士本人の詳しい情報が載っているか載っていないかはかなり重要なポイントだと思います。

そして、人柄を見せることで、契約後に気付く「思ってたんと違う!」を減らすこともできます。

わたしの場合、堅苦しくない人柄を見せるように意識しています。

そうすることで、わたしとは合わないであろう、「スーツとネクタイを着用しない緩い格好の税理士は信用できない」と考えてる人や、「税理士とは仕事の話だけしたい。雑談なんかしたくない」と考えてる人など、お堅い人からの依頼は減ります。

その一方で、何でも気軽に話せてとっつきやすい税理士を探している人にとっては、その堅苦しく無さがとてもいいイメージと感じるはずです。

そして、その抱いたイメージはとても重要で、自分と合う合わないかを決める判断になりますし、さらには信頼できそうかどうかの判断にもつながります

また、素人目には税理士事務所のサービスなど似たり寄ったりに見えてしまいがちですが、税理士の人柄という点で他との違いを見せることで、差別化を図ることができるはずです。

大前提は人に見てもらえること

ホームページで人柄を見せることの大切さは感じてもらえたかと思いますが、その大前提として「見てもらえる環境にあるか」ということにも注意が必要です。

どれだけホームページで人柄を詳しく見せていたとしても、そのホームページ自体を見てもらえないのであれば、その努力は全くの無駄です。

なので、関連ワードをネット検索した時に、できれば1ページ目、少なくとも3ページ目くらいまでには表示されるようにしておきたいところです。

ちなみにうちの事務所のホームページは「伊丹市 税理士」でグーグル検索すれば2番目(10月13日現在)に表示されます。

グーグルマップでも上位表示です。

ホームページ集客

ちょっと自慢と宣伝になりますが、SEO業者を使わずに自分で数か月かけてここまで順位を上げられました。(詳しく聞きたい方は、なんでも個別相談をどうぞ笑)

あるワードでネット検索した人が実際に見るサイトは、上位の数ページに表示されるものだけという場合がほとんどです。

その見られるページたちの中で、さらに独自性を出して初めてホームページからの集客につながるのだと思います。

終わりに

今回改めて気付かされたのは、集客はやはりお客様目線が大事ということです。

お客さんの立場に立って考えてみて初めて、どのようにホームページを作るべきなのか(営業すべきなのか)が見えてくるのではないでしょうか。

無数にある同業他社のホームページから自分のところを選んでもらうためにはやはり、一工夫も二工夫も必要なのです。

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