税理士証票伝達式ってどんな感じなん?

税理士証票伝達式

先日、近畿税理士会で税理士証票伝達式がありました。

税理士バッジと税理士証票(税理士の身分証明書のようなもの)を手に入れて、税理士になったのだという実感が改めて湧きました。

今回はその式典がどんな感じだったのかについてです。

スポンサーリンク

式会場に入ると山積みの書類が!

会場は近畿税理士会の3階会議室。

かなり広めの部屋です。

会場には二人掛けの長机がずらっと並んでいて、新規登録者はあらかじめ決められた席に座らされます。

そして、その机の上には各人ごとに、山積みの書類と冊子がすでに用意されていました。

席の横には、かなり大きめの丈夫な紙袋が置いてあります。
(これで持って帰れと言うことか…)

頑丈な紙袋

そしてこの中にも最初からいくつかの書類が仕込まれています。

事前の情報で、すごい量の資料が渡されることはわかっていましたが、想像以上の多さでした。(電話帳のような税理士会員名簿が特に重そう…)

会員名簿

後でわかったのですが、机の隅に宅配便の伝票が置いてあり、郵送も可能とのこと。

わたしはすべて持って帰りましたが、どうやら無料(?)で送ってもらえるみたいでした。

式の前の写真撮影

式は13時15分開始でしたが、その前に、新規登録者と役員の先生との記念写真の撮影があります。

式会場の部屋の隣の小さめの部屋(税理士登録の時の面接をした部屋でした)での、ささやかな写真撮影でした。

式が開始

流れはこんな感じです。

税理士証票伝達式

最初は、近畿税理士会会長のあいさつです。

今回の近畿税理士会での新規登録者は33名。

現在の近畿税理士会の会員数は約1.4万人、日本全国の税理士数は約7.6万人とのことでした。

多いのか少ないのかよくわからない数字ですが、弁護士が約3.6万人、公認会計士が約2.9万人なのでなんだか多いような気もします。

この中で勝ち残っていくのは大変なことなのかもしれません。

次に役員の先生方の紹介があってから、いよいよ税理士証票の伝達が行われます。

伝達は、会長から直接、一人一人に対して行われます。

わたしは33人中(欠席者もあり)2番目でした。

1番でなくてよかったと思いながらも、2番目でもやっぱり緊張します。
(4回くらいお辞儀をするタイミングがあり中々難しい)

税理士証票は、運転免許証よりも一回り大きいサイズで、ラミネート加工されたものでした。

わたしの登録番号は第135607号。なかなか覚えやすい(?)番号です。

税理士証票

その後は、近畿税理士会の各事業についての説明。

机に山積みの書類を使って淡々と説明がされていきます。

これが結構長いです。

そして、その説明も終わり、最後に入会手続きです。

会場の前に設置された長机で順番に手続きをしていきます。

手続きと言ってもそんな大したものではなく、近畿税理士会の入会金などを支払って、税理士バッジを受け取るというだけです。

必須の支払いは、入会金、会費(月割り)、登録時研修テキスト代、電子認証局分担金の合計119,000円。

もちろん現金払いです。(こんな大金を持ち運ぶことはそうそうありません)

手続きの順番は、受領書提出→会費納入→受取印を押す→バッジ受取り→税政連会費納入→阪奈税協会費納入 という感じでした。

なお、税理士政治連盟会費と阪奈税協会費は任意とのことです。

阪奈税協の会費を支払おうとしたのですが、会員は大阪府と奈良県の税理士しかなれないとのことで、わたしは入会できませんでした。

手続き終了後は各自解散で、時間通り16時頃にすべて終了しました。

終わりに

税理士証票と税理士バッジを手に入れて、ようやく税理士になったのだと少し浮かれてしまいますが、これからが本当の始まりなのです。

資格貧乏にならないように頑張らなければと思いながらも、

税理士バッジに紐を付けて、HEROのキムタクのように首からバッジをぶら下げてみようかなとしょーもないことを考えていたりもするのです。

スポンサーリンク