開業後1か月半の動き

税理士開業1か月半

開業してから1か月半が経ちましたが、忙しかったような暇だったような、そんなよくわからない1か月半でした。

開業後の手続きに追われる一方、本業の方は暇やなーという感じです。

まだ始まったばかりですので、まったく悲観はしていませんが笑。

とりあえずこの1か月半の動きを覚えている範囲で箇条書きしてみます。

新たに開業を考えている人の参考になったりならなかったりするかも…。

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伊丹支部へあいさつ

まずは、開業してすぐに税理士会の伊丹支部にあいさつに行きました。

事務所から徒歩3分の距離です。(近いっ!)

行こうと思っていた日に雨が降っていたので、日を1日ずらして行ったのですが、これが奇跡的なラッキーを起こしてくれました。

なんとたまたま行ったその日が、伊丹支部の委員会説明会の日でした。

伊丹支部の役員の先生方が勢ぞろいされており、たまたま行ったのにその説明会に飛び入り参加させてもらいました。

そしてさらに、その説明会は新たな委員を決める場でもあったようで、なんとなんと広報委員になることになってしまいました。
(広報委員は、租税教室の講師として小中学校で租税教育を行うようです。)

それにも増して、伊丹支部の先生方といきなりお近づきになれたことが何よりもラッキーでした。

開業したらやはり孤独を感じます。

仲間がいるのといないのとでは大違いだと思います。

銀行へ挨拶

伊丹市内の銀行・信用金庫に開業挨拶がてら、名刺を配りに行ってきました。

顧問先の融資相談の際には必ずお世話になりますので、融資担当者さんとの名刺交換は大事です。

また、あわよくば顧問先を紹介してもらえることも期待しています。
(そんな甘い話はまず無いでしょうが…)

初めての営業活動でしたが、中々勉強になりました。

税理士との関係を大事にしていると感じさせる温かい対応の金融機関もあれば、興味のない冷たい態度で仕方なしの名刺交換といった感じの金融機関もありました。

顧問先にどの銀行を紹介すれば親身に接してくれそうかという所もチェックできたので収穫はあったのではないでしょうか。

また、名刺を作ったはいいけど、配る機会が無くて在庫になっていたのを一気に処分できたので、それもついでにできてよかったです笑。

商工会議所へあいさつ

商工会議所も税理士とは深いつながりがあります。

会社や個人事業者の多くは商工会議所に加入しているので、これまたあわよくば紹介を期待できます。

また商工会議所では無料税務相談などもやっており、つながりを作っておくのが良さそうです。

なので、あいさつがてら早速、商工会議所に入会させてもらいました。

年会費は1万円。

入会すると毎月、商工会議所の月報冊子が送られてくるようになります。

こんなシールも貰えました。

伊丹商工会議所会員章

金ぴかでキレイ。

さらに、商工会議所には青年部というものがあるようで、45歳以下の経営者が加入できるとのこと。

これにも加入させてもらいました。

こちらは年会費1万2千円。

こちらは月1回くらいの勉強会や集まりがあるようです。

若い経営者の方との交流の場は貴重です。

様々な業種の方と話をする中で色々と勉強になることもあるでしょう。

今から集まりが楽しみです。

保険代理店の手続き

生命保険は節税に使うことができるので、税理士の多くは保険代理店をやっています。

顧問先の業績や今後の予測を踏まえて最も適した保険商品を提案できるので、税理士は保険代理店としては最適なのです。

それを知っているので、生保会社も税理士に対して代理店になってくれるように営業をかけてきます。

わたしの事務所にも、日生さんと大同さんが来られました。

2社以上の代理店(乗合代理店)になるためには制約があるようなので、とりあえず日生さんとだけ契約することになりました。

代理店になるには、一般課程試験とやらに合格しなければならないようで、来週にその試験があります。

一般課程試験
なかなか分厚いテキスト…

生保のお姉さん曰く、「メチャクチャ簡単」とのことですが、試験と言われると何だか気が滅入ります。

さらに、乗合代理店になるには、ちょっとだけ(?)難しい専門課程試験にも合格しなければならないようです。

落っこちて笑いものにならないように気を付けねば…。

会計ソフト

税理士事務所の必須アイテム、”会計ソフト”。

これは色々と悩みましたが、ソリマチの会計王にすることにしました。

なぜかと言うと、とにかく安いのです!

なんと年間5万円で、会計ソフトや給与ソフトなどが使えるのです。

会計王

これ全部付いてきます。(驚き!)

わたしの持論ですが、会計ソフトなんてものはExcelデータをインポート&エクスポートできるものなら何でもいいのです。

別の会計ソフトのデータやExcelデータを取り込めて、分析表や比較表を自分で加工できさえすればあとは何とでもなります。

結局どのソフトを使っても、自分の使い方次第ですので、安いに越したことはありません。

そんな中、ソリマチは断トツの安さを示してくれました。

また、ソリマチでは会計王購入者の紹介もしてくれるようですので至れり尽くせりです。

会計王を使うのは初めてですが、若干のクセがあるのが気になるくらいで、すぐに慣れてしまいそうです。

電子証明書

電子申告の時に使う、税理士用の電子証明書を作りました。

今年から税理士の電子証明書が新しくなったようで「第四世代電子証明書」へと切り替えが始まったとのこと。

いきなり新しいバージョンの電子証明書を使うことになります。

電子証明書

黒くて何だかかっちょいいです。

電子申告に必要なカードリーダライタはNTTコミュニケーションズの一番安いのにしました。

接触型 USBタイプ ICカード リーダーライター ACR39-NTTCom (amazon

税理士会で買うと高いので、ヨドバシドットコムで購入。

2,300円で買えました。

ヨドバシドットコムは、翌日配送でしかも送料無料なので重宝しています。

購入したこのリーダライタは接触型なので、カードを差し込んで利用します。

試しに顧問先の届出書を電子申告で提出してみましたが、スムーズにできました。

やはり電子申告は便利です。

終わりに

この1か月半新しい体験ばかりで、長かったようなあっという間だったような、そんな感じで過ぎていきました。

営業活動も色々とやってみてはいますが、それがどのように芽を出すのかはまったく予測不能です。

成果が出ないと自分のやっていることは果たしてこれで正しいのかと考えてしまうこともありますが、まだまだ始まったばかり。

長い目で見て、ぼちぼちと頑張っていこうと思います。

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