今年も早いもので、もう2か月もすれば年末です。
そして、年末恒例のイベントと言えばそう、”税理士試験の合格発表”です。
受験生の皆さんは、夏に受験してからいまだに合否がわからずモヤモヤしてることだと思います。
また来年も受験予定で勉強を継続中の受験生にとっては、このモヤモヤもあって勉強に身が入らなかったり、いまいちやる気が出なかったり、気が緩んだりすることも多いのではないでしょうか。
今回はそんな受験生に向けて、この合格発表までの期間にやってみて欲しいことを記事にしました。
色んな税理士のブログを読む
ブログを書いている税理士は意外とたくさんいます。
それぞれ自分の個性を出して書かれていて、読むと結構面白いものが多いです。
そして色んなブログを読んでいると、「自分もこんな税理士になりたいなぁ」という理想の税理士像も見えてくるものです。
わたしも、ある税理士先生のブログを見て憧れを抱いたものです。
そのブログのおかげで、仕事に対する考え方や将来の方向性も見つけることができましたし、何より「こんな税理士に早くなりたい。そのためにはとりあえず税理士試験に合格せねば!」とモチベーションを上げることもできました。
受験生の皆さんの中には税理士試験に合格することが目標となってしまっている人も多いと思いますが、合格することは本来の目標ではなく、ただの過程でしかありません。
本来の目標は、”理想の税理士になる”ということのはずです。
では、その過程でしかない税理士試験に何年も足踏みしている場合でしょうか。
合格してからも、理想の税理士になるためにはまだまだ道は長いです。
それなのに、そんな初期段階でもたついている場合ではありません。
そう考えれば、この時期(合格発表前)はやる気が出ないから勉強もはかどらないなどと言っている場合ではないことがわかると思います。
ただの過程でしかない税理士試験の結果発表を気にするのではなく、その先を見据えて常に高いモチベーションでいることが大事なのです。
”理想の税理士になる”という目標に向けてのやる気を持っていれば、おのずとその過程である試験勉強へのやる気も出てくるはずです。
またまた願掛け
本試験直前期の記事でも書きましたが、ここでもまた神頼みをしておきましょう笑
(例年この時期だけ妙に信心深くなります)
合格発表前にわたしがしていた願掛けは少しストイックな願掛けです。
基本的には朝5時に起きて近所の神社にお参りに行くという内容なのですが、
その行くまでに遠回りをして4キロほどジョギングするというものでした。
これを大体週3回くらい行い、「合格発表までに50回クリアできれば合格、できなければ不合格」という謎のノルマを課してモチベーションを上げていました。(9月から始めると、さぼらず頑張れば丁度50回くらいになるのです)
これはこの時期だからこそできることです。(年明けは勉強一筋で!)
そしてこれは願掛けだけが目的ではなく、
- ”試験直後の運動不足解消”
- ”早起きの習慣を身につける”
- ”しんどいことに慣れておく”
- ”継続して頑張る力を身につける”
などなど色んな副作用があるのです。
この時期は年明けから本試験までの8か月間を本気で戦い抜くための調整期間でもあります。
そこでのモチベーションキープのためには、このストイック願掛けはとても有効な方法だと思っています。
そして真剣な思いが神様に通じたのか、この願掛けをした年(2年だけですが)は合格率100%でした。(2科目同時合格もあり)
強く願えば叶うということを学ぶこともできたのです。
一石六鳥くらいになったのではないでしょうか。
終わりに
本試験だけを見据えていると、この時期はどうしても中だるみしてしまいがちです。
でも、やる気が出ないのに無理やり勉強するというのもしんどいもの。
本試験の先にある本来の目標を再確認して、モチベーションが下がらないように自分なりに工夫してみましょう。