夏と言えばキャンプ!
今までキャンプとは無縁の夏を過ごしていましたが、今年とうとうキャンプデビューをしました。
と言っても幼稚園主催の親子キャンプですが…。
今回は、3歳と1歳の幼児を連れて初めて1泊2日のキャンプをした話。
これから初めてのキャンプに行く人は絶対に知っておくべきことを紹介していきます。
初めてのキャンプで注意すべき5つのこと!
初めてのキャンプは、いざ行ってみないとわからないことがたくさんありました。
その中でも特に注意すべき項目を5つ挙げておきます。
タープの組み立ては初見では難しいので必ず練習すべし!
”タープ”って知っていますか?
キャンプをしたことが無い人は聞いたことすらないでしょう。(わたしもそうでした)
タープはこんなのです↓
テントとは違って周りが覆われておらず床も無いのですが、日よけや雨よけの役割を果たしてくれます。
この下に机やイスを置いて食事をしたりするのに使います。
見た目が簡素なので、組み立ても簡単だろうと思っていましたが、実は全くそんなこと無かったのです。
タープの部品は、大きな布が1枚と、棒、ロープ、ペグ(杭)といった単純な部品ばかり。
しかし…
単純だからこそ完成形が見えてこないのです!
単純だからこそどこから作り始めてよいかもわかりません!
細い棒とロープだけでしっかり立つという仕組みも謎ですし…。
その場でネットで調べたり、YouTubeを見たりしましたが、よくわかりませんでした。(タープの種類も色々あるし、専門用語が使われてて訳わからないし、炎天下で頭は働かないし…)
結局、幼稚園の先生に教えてもらいながら、なんとか組み立てることができました。
(やり方さえわかれば、10分くらいでできるようです)
1回やれば次からは大丈夫そうですが、初めての人は恐らく悪戦苦闘するはずです。
できるならキャンプ前に一度練習しておくべきでしょう。
炎天下でタープの組み立てに時間を取られるのは地獄ですので。
ブユやらヒルやらアブやらの対策をすべし!
キャンプ場は大抵、山深い場所にあります。
当然ムシもたくさんいます。
セミとかトンボとかカブトムシとかなら良いのですが、危険なムシもたくさん。
今回、生まれて初めてヒルに噛まれました。
気付いたらサンダルが赤く染まっていて、足の甲から血が流れていました。
ヒルに噛まれてもその時は痛みがないので全く気付きませんが、血が止まらなくなる成分を出すので、血だらけになってしまいます。
なので見た目は血だらけで痛そうなのですが、不思議と痛さはありませんでした。
そして、しばらく血豆のような跡が残りましたが、かゆみも痛さも全然無かったです。
しかし、ヒルよりも厄介な奴がいました。
恐らくブユだと思いますが、いつの間にか足が大変なことになっていました。
わかりにくいですが、赤い点々がすべて噛まれた箇所です。
足首を中心に何十か所も噛まれていました。
噛まれてすぐは全然かゆみは無く、気にもならなかったのですが、翌日に猛烈なかゆみが襲ってきました。
蚊よりも何倍もかゆいです。
しかも、そのかゆみは1週間ほど続くのです。
そして、酷い箇所は腫れもあって足首を動かすと痛いです。
こんなことになる前に、キャンプの際には必ずブユ対策をしておきましょう。
効果的なのは、やはり長ズボンと靴です。
今回わたしは半ズボンにサンダル(キャンプを舐めていました)だったので、足首を大量に噛まれました。
肌を露出しないのが一番の対策なのです。
ただ、長ズボンでは暑いので、半ズボンに長めの靴下と靴でも足首を守るためには十分対策になるかと思います。
飲み物は十分過ぎるほどに持って行くべし!
今回、2ℓのお茶と2ℓのスポーツ飲料と他にも水筒にお茶を入れて持って行きました。
これだけの飲み物を持って行きましたが、1日目で飲み干してしまいました。
2日目は仕方ないので、水道の水を飲むことになってしまったのです。
単純に考えてこの倍くらい(2ℓ×4本)の飲み物が必要でした。
特にBBQをしている時は暑いので、大量に飲んでしまいます。
飲み物をいっぱい持って行くと荷物が増えるので嫌なのですが、無くなってから後悔するよりかは、最初から多めに持って行った方がいいでしょう。
BBQの食材は家で切っておくべし!
BBQは始めるまでにかなり時間がかかります。
やってみて初めて分かりましたが、炭に火をつけるまでが一苦労なのです。
さらに、机も小さいので食材を切るスペースも取りにくいです。
なので現地で行う作業はなるべく少なくするに越したことはありません。
おススメなのは自宅で食材(野菜類)を切って、アルミホイルに包んで持って行く方法です。
そうしておけば、アルミホイルのまま焼くことができますし、焦げにくいです。
また、食材は食べられる量を考えて持って行きましょう。
色んなものを食べたいからと欲張って大量に持って行っても結局余らせてしまい、そのまま持って帰る羽目になってしまいます。
特に、お肉は買い過ぎ注意です。
生モノなので、余っても持って帰れないですし。
着替えやオムツは多めに持って行くべし!
キャンプでは常に外にいるので、とにかく服が汚れます。
子供は特に!
水遊びをして服がビショビショになったり、
BBQのたれや油で服がベトベトになったり、
ぬかるみの泥で服がドロドロになったり。
そんな時に着替えが多いと助かります。
また、夜は意外と冷えるので、羽織るものも持って行きましょう。
そして、赤ちゃん連れならオムツもたくさん持って行きましょう。
何度も水遊びする場合には、オムツを大量に消費します。
近くにドラッグストアなどが無いことが多いので、オムツ不足は致命的です。
初心者でも安心な、幼稚園主催の親子キャンプ!
初心者がいきなり個人的にキャンプに行くのはハードルが高かったので、今回は子供が通っている幼稚園(白ゆり幼稚園)が主催してくれる親子キャンプに参加しました。
白ゆり幼稚園では毎年親子キャンプを開催しているので、キャンプ初心者の練習にはもってこいなのです。
しかも、面白いイベント(スイカ割り、キャンプファイヤー、魚つかみ取りなど)も企画してくれるので、子供は大喜びです。
また、幼稚園と提携しているキャンプ場を貸し切って行うので、気兼ねなくのびのびとキャンプができました。
初心者は、このような身近な団体が主催してくれるキャンプに参加して、まず試してみるのが一番だと思います。
終わりに
今回は初めてのキャンプでしたが、やってみて初めてわかることも多かったです。
特に、虫刺されの怖さは嫌と言うほど思い知りました。
初めてのキャンプに行こうと考えている人は、是非この記事を参考に楽しんできてください!