所得税法の試験は、税理士試験の中でも法人税法と並び最もボリュームの多い科目です。
また、税理士試験を受ける上では、所得税法と法人税法とのいずれかを必ず合格する必要があります。
今回はその所得税法についての受験体験談を書いていきます。
法人税受験後の所得税法
私の場合は、法人税の受験後に所得税法の勉強を始めました。
通常は、
また、法人税と所得税とでは内容がかぶっている部分もあり、
実際に勉強してみて、
この部分については勉強がしやすかったと言えます。
しかし、
ですので、
一方で、
これは、自分自身にとってより身近な税金だからだと思います。
日常生活でも、この所得は何所得だろうと考えたり、
興味があると勉強していても理解が早いですし、
科目選択はこういうことを考慮して決めるのもいいかもしれません
2回目での合格
所得税法は2度目の受験で合格しました。
初年度から受かるつもりで勉強していたのですが、
やはり初学者は理論のボリュームに最後まで苦しめられます。
また、
2年目は、1月から勉強を再開したのですが、
税法2科目分の理論の多さははっきり言ってヤバイです。
結局、
一方、計算では去年のアドバンテージがありましたので、
2年目の実際の成績は以下のような感じです。
(実力判定模試)
第6回以外はいい感じです。
(全国統一模試)
自分で言うのもなんですが神ってます笑
この成績ならさすがに合格は大丈夫だろうと思っていました。
しかし、本試験ではかなり変わった問題が出されたので、
模試でどれだけ良い点数を取っていても、
こうやれば合格間違いなしの勉強方法
(注)効果には個人差があります笑
理論
書いて覚える人も多いようですが、
理論テキストに色々と書き込んだり、
そして、その書き込んだテキストをスマホで撮影して、
これなら、電車の中でも、
計算
問題を解くことばかりやっている人もいますが、
問題を解いてやり方に慣れることも重要ですが、
滅多に出題されないけれども重要な細かい規定などについても、
また、テキストに載っている知識をしっかりと身につけていれば、
実務との相乗効果
働きながら勉強している人にとっては、
授業で学んだ知識を実務で実践でき、
働きながらの勉強は時間が取れなくて苦労するとよく言われます。
しかし、「実務でやっている」
3割ではなく2割を目指す
大原では、
しかし、
合格のためには、
絶対に上位2割に入るという目標でテストに臨めば、少し調子が悪くても3割以内をキープできるはずです。
本試験は年1回しかありません。
その時に調子が悪くても合格できるくらいにしておかなければ、1年を棒に振ることになってしまいます。
終わりに
ボリュームの多い所得税法に一発で合格するのは至難の業です。
しかし、何度も受験するのは時間の無駄。
一発合格するつもりで十分勉強して初回の試験に臨めば、たとえ不合格だったとしても、翌年以降の早期合格につながるはずです。
自分を信じてがんばりましょう。