税理士試験に早く合格できるのはどんな人? 賢いだけでは合格はできない

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税理士試験を5科目合格するのには、早い人で3、4年、通常なら5年〜8年くらいかかると言われています。

そして、中には10年以上も受け続ける人もいます。

仕事をしながら勉強している人が多い試験ですので、合格までに時間がかかるのは仕方ないことかもしれません。

しかし、仕事しながらでも早く合格できている人も実際にはいます。

「そんな人は元々頭のいい人や!」

と思うかも知れませんが、頭が良いだけでは合格はできません。 

では、早く合格できる人と時間がかかってしまう人の違いは何なのでしょうか。

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興味を持って勉強できる人

これは税理士試験を勉強するにあたって、大前提となるものだと思います。

大抵の人は税理士を目指すきっかけの一つは、税金のことに興味があったからだと思います。

しかし、勉強を長く続けるうちに試験に合格することに気持ちが向き過ぎて、興味を持って勉強できなくなってしまう人もいます。

ただ単に税理士の資格が欲しいというだけで、興味のない税金のことを勉強しても何も面白くありませんし、そもそも興味のないことは頭に入りにくいです。

興味を持って勉強を続けるためにも、勉強で身につけた知識を実務で活かしてみたり、日常生活での出来事と結びつけてみたりして、自分なりに楽しむべきです。

受験のためだけの勉強ではなく、将来のための勉強と考えれば、勉強にもやり甲斐が出てくるはずです。

コツコツと努力できる人

税理士試験では、閃きが必要な難しい問題や天才しか解けないような問題はほとんど出ません。

出たとしてもそれは解けなくても合格できる捨て問題です。

地道にコツコツと勉強を続けていれば誰でも合格レベルに達することができる試験なのです。

しかし、この「地道にコツコツ」というのがなかなか難しいもので、時にはサボってしまったり、だらけてしまったりしてしまいます。

自分を甘やかさずにコツコツ勉強を続けられた人から合格することができるのです。

また、仕事しながらの受験勉強なので、勉強時間が確保できないという人も多いと思います。

しかし、時間がないという人でもコツコツ勉強を積み重ねれば結構な勉強時間を確保することは可能です。

例えば通勤電車の中や、食事中、早起きした朝など細かい時間はいくらでもあります。

忙しくて勉強できないと言い訳する時間があるのなら、少しの時間でもコツコツ勉強するべきなのです。

「努力は人を裏切らない」とは、税理士試験ではその通りだと思います。

絶対合格するという強い気持ちがある人

税理士試験の5科目合格までは長丁場となります。

途中で疲れてきて中だるみしてしまうこともあります。

そんな時にも、気持ちを立て直して絶対に合格するんだと奮起できなければ、そのままずるずると気持ちが落ちていってしまいます。

そうなると、早期合格は遠のいて行き、無駄にだらだらと勉強を続けてしまうという悪循環に陥ります。

やる気を維持し続けるのは難しいことなのですが、早期合格のためには大切なことだと思います。

また、どれだけ勉強して合格間違いなしのレベルにまで達していても、本番の試験では何が起こるか分かりません。

最後の最後で気を抜いてしまって、あと一歩で合格を逃してしまうということも十分あり得るのです。

試験が終わってみるまでは、これだけやったからもう大丈夫と安心することは決してできません。

最後まで「絶対合格する」という気持ちを切らさずに勉強しなければならないのです。

終わりに

税理士試験を突破するためには、賢さだけではダメです。

興味、努力、メンタル面など色々な要素が必要です。

これから税理士試験を受験しようとしている人や税理士試験で足踏みしている人は、上記を踏まえた上で勉強してみてはどうでしょうか。

合格に一歩近づくために何をすべきかが見えてくるかもしれません。

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