社会人ならスケジュール管理のために手帳の1つや2つは持っていて当たり前ですよね。
でも、かく言うわたしは手帳を持っていません。
手帳の代わりにスマホアプリを使っているというわけでもありません。
なんと壁掛けカレンダーを使ってスケジュール管理をしているのです。
「持ち運べないでしょ?」「メモ取れへんやん!」など疑問は多々あると思いますが、そんなことは全くありません。
今回は、アナログとデジタルを融合させた、便利なスケジュール管理法の紹介です。
これでもう、手帳を持ち運ぶ必要も、スマホアプリへの面倒な入力も、不要となります。
※注意
現在はさらに優れたスケジュール管理法を使っていますので、この記事は参考程度に読んでください。
こちらが最新のスケジュール管理法です↓
手帳はデメリットが多い
予定管理は手帳が1番と考えている人や、手帳選びにこだわりを持っている人も多いと思いますが、手帳って実はデメリットも多いんです。
- わざわざ持ち運ぶ必要がある
- そこそこの重さ
- 休日にも持ち運ぶのは邪魔
- カバンからゴソゴソと取り出す手間
- 立ちながら書きにくい
- 書くスペースが小さい
- ページが多くてぱっと見にくい
- 月間予定欄と週間予定欄とを書く2度手間
こんなデメリットが嫌なので、スケジュール管理はスマホアプリを使っているという人も多いかもしれません。
スマホアプリも案外使いづらい
便利そうに見えるスマホアプリでのスケジュール管理にも不便な点が多々あります。
例えば、
アプリにスケジュールを入れるのって結構面倒くさくないですか。
日時を選んで→ 予定を入力(スマホは入力しにくい)して→ その他設定をして…
というのを、いちいち予定ごとにやるのは意外と時間を取られたりします。
これなら手帳に手で書く方が断然早いです。
また、アプリは無駄に機能が豪華過ぎます。
アラームとか地図表示とか添付ファイルとか…etc
使えば便利かもしれませんが、いちいち使わないです。
そして、機能が多すぎて逆に見にくいです。
機能が多い割に融通が利かなかったりもします。
予定がキャンセルになった時もアプリでは削除するともう2度と見れませんが、手帳なら二重線で消せば後からでも確認できたりします。
また、スマホアプリは一覧性が低いです。
1か月の予定をぱっと見ようと思っても、スマホ画面の大きさや文字数の関係で、時間や予定の詳細を一画面でぱっと見ることができないということがあります。
スマホアプリのGoogleカレンダーでは予定時刻が見れません
このように、手帳もアプリも一長一短なのですが、今回紹介するカレンダーを使ったスケジュール管理ではそれぞれのメリットをいいとこ取りできるのです。
“壁掛けカレンダー”と”LINE”を使ったスケジュール管理法
大きめのカレンダー
まず用意するのは、できるだけ大きなサイズの壁掛けカレンダーです。
記入部分が大きくて、文字をたくさん書き込めるものが望ましいです。
こんなの。
100均でも売ってます。
スケジュール管理法と言っても、複雑なものではなく、ただカレンダーに予定を書いていくというだけです。
なお、このカレンダーはデスクからでもすぐに見える位置に掛けてください。
事務所にいる時にはいつでも1秒以内に見れるということに意味があります。
また、文字の色は黒や赤ではなく、そのカレンダーで使われていない目立つ色で書いてください。
わたしは緑のサインペンを使っています。
カレンダーの色とはかぶらないので、遠目からでも何か予定が入っているということがはっきりとわかり、ダブルブッキングを防げます。
スマホで撮影
そしてここからが大事。
外出先でも見れるように、このカレンダーをスマホで撮っておくのです。
こんな感じで、予定が入っている月のカレンダーを撮影して、同じフォルダに入れておきます。
月順に並べておくと見やすいです。
カレンダーは過去の月は破って捨てますが、ここには過去のモノもすべて残っているので見返すのにも便利です。
スマホアプリでは見にくかった画面も、これなら一目で予定がはっきりとわかります。
写真なので拡大縮小も簡単です。
書くスペースも大きいので、時間だけでなく詳細な予定も書き込めます。
手帳の月間ページでは書ききれない量の予定を書けます。
外出先での予定追加はLINEを使う
写真には予定を書き込めないので、外出先では予定追加のメモをLINEに書き込みます。
自分だけの「備忘」グループを作成して、そこに簡単にメモ(日時、相手、場所etc)するのです。
簡単なメモならLINEが1番!
日時が出るので、いつのメモかもわかります。
そして、このメモは事務所に戻ったらカレンダーに書き写します。
なお、書き写しを忘れないようにもう一工夫あります。
LINEでの表示を一番上に固定させるのです。
これなら、LINEを使うたびに、目に留まるので忘れることはまずありません。
(固定の方法はググってください)
最大のメリットは…
一覧性と即時性に優れている所です!
カレンダーなら、パッと見てすぐに予定がわかります。
事務所にいる時に、いちいち手帳(又はスマホアプリ)を取り出してページをめくって見るというのは面倒くさいです。
それなら、カレンダーに全ての予定を書き込んで、それを外出先でも見れるようにするのが一番効率的ではないでしょうか。
デメリットも…
この方法のデメリットを挙げるとすると、予定を書き込むたびに小まめに写真を撮ってスマホに入れておかなければならないということです。
外出先では、このスマホの写真だけが頼りとなるので、最新の情報でなければダブルブッキングとなってしまう危険もあります。
まあ、小まめにと言っても出かける前にだけ撮ればいいですし、最悪は事務所にいる人間に写真で撮って送ってもらえば何とかなります。
そもそも写真を撮るだけなのですごい楽です。
撮るのを忘れないようにだけ注意すれば大したデメリットではありません。
もう一つのデメリットは、スマホ全般で言えることなのですが、外出先での電話中に予定を見づらいということです。
しかしこれも、スマホイヤホンを持ち歩けば解決する話です。
ちなみに、サラリーマンの方は仕事場に自分用のカレンダーを掛ける訳にはいかないでしょうが、卓上カレンダーで代用することもできます。
(書くスペースは小さくなりますが…)
わたしはサラリーマン時代も手帳は使わず、卓上カレンダーをフル活用していました。
終わりに
スケジュール管理には人それぞれ決めたやり方があると思いますが、果たしてそれが最適な方法なのでしょうか。
わたしの場合は、スケジュール確認をよくする場所は事務所です。
なので、すぐ見れるカレンダーを活用するのが最適だと思い、この方法に至りました。
手帳を使わなければスケジュール管理ができないという固定観念は捨てて、もっと自分に合った便利で効率的な方法を探してみてはいかがでしょうか。
手帳を省くだけでカバンはぐっと軽くなりますよ。