カバンを持つのが嫌いな人にとって、財布は天敵ではないでしょうか。
特に大きめの財布を使っている場合には、ズボンのポケットに入らなかったり、入ったとしてもポケットがパンパンに膨らんで見た目が変な感じになったりして、扱いに困ってしまいます。
かと言って財布を入れるためだけにカバンを持つのも何だか負けた気がしますよね。
そんな時は名刺入れを活用しましょう!
収納ポケットが多い名刺入れがGOOD
財布の代わりに使うというからには、やはり収納スペースは大事です。
ポケットが1つしかないと、使い勝手も悪くなります。
わたしはポケットが3つある名刺入れを使っていますが、3つあれば十分。
ポケットによって色々と使い分けができます。
では、その収納ポケットには、”何を”、”どのように” 入れておけばいいのでしょうか。
クレジットカード
今の世の中これがあれば、大抵は何でも買えます。
コンビニでも、飲食店でも、雑貨屋でも、本屋でも、服屋でも。
複数のクレジットカードを持っているなら、とりあえずよく使う1枚だけを入れておけばOK。
(逆に、複数枚入れてしまうのは無駄です)
そして、外出先では頻繁に使うはずですので、名刺入れの中でも1番取り出しやすい所(手前)に入れておくべきです。
たとえ財布を持っていたとしても、名刺入れからさっと出す方が断然早いというメリットもあります。
注意が必要なのが、たまに「JCBは使えません」という店があったりすることです。
そんな時のために、スマホカバー(手帳型)にはまた別のブランド(VISA等)のクレジットカードを入れておくと安心です。
運転免許証
運転免許証は財布に入れているという人が多いと思います。
しかし、ちょっと近所まで車を出したり、家族の迎えに行ったりというちょい乗りの時に、いちいち財布を持ってい行くのって面倒ではないですか。
「名刺入れを持って行くのも面倒だ」と言われてしまえばそれまでですが、名刺入れはズボンポケットに入るし、かさばらないし、軽いし、財布よりも携帯性には優れています。
”外に出る時には必ず名刺入れを持って行く”という習慣にしておけば、免許証不携帯を防ぐことができるのです。
また、外出中ふとした瞬間に身分証明書の確認を求められたりすることってありますよね。
ポイントカードの作成時や、携帯ショップや、レンタルショップや、リサイクルショップなど。
そんな時に「持ってくるの忘れた!」となるのを防げたりもします。
そして免許証は滅多に使わないし、無くすと大変なので、名刺入れの取り出しにくい所に入れておくのがおススメです。
PITAPA・ICOCA(交通系ICカード)
パスケースを別に持っている人は、名刺入れに統一してしまうべきだと思います。
サイズ感はそれほど変わらないのに、名刺入れの方がパスケースよりも収納力があるからです。
名刺入れに”PITAPA”か”ICOCA”のどちらかを入れておけば、関西では事足りるでしょう。
なお、注意点は名刺入れの一番底に入れておかないと、改札でのタッチに反応してくれないことがあるということです。
また、複数枚のICカードを入れてしまってもエラーとなるので注意です。
”PITAPA”と”ICOCA”の両方を持ち歩きたい場合には、これまたスマホカバー(手帳型)を使うことで解決できます。
緊急用の現金
たまにあるのがクレジットカードが使えないお店。
(特に飲食店で多いです)
財布を持たずにそんな店に行ってしまった時には、名刺入れに緊急用の現金が入っていれば助かります。
かと言って心配なので、名刺入れにお札を何枚も入れてしまうと本末転倒。
(それでは財布になってしまいます)
お札は折り曲げて入れるので、入れすぎるとかさばって邪魔になってしまうのです。
あくまで緊急用なので、千円札を1枚入れておけば大丈夫。
千円あれば大抵の緊急事態には対応できます。
それでも千円札1枚では心許ないと思うなら、もう1枚千円札をスマホカバー(手帳型)に入れるという方法もあります。
名刺入れとスマホカバーをうまく使えばお互いに補完しあえるのです。
経費の領収書
経費の支払いをした時は領収書を取っておかなければなりませんが、いつもどこに入れてますか?
領収書は小さな紙切れなので、カバンに直接入れてしまったり、ポケットに突っ込んだりしてしまうと無くしてしまうこともあるでしょう。
なので、領収書は折りたたんですべて名刺入れに入れてしまえばいいのです。
(1番大きな収納ポケットが便利)
あまり多くの領収書は収納できませんが、1日にもらう領収書の数など知れています。
事務所に戻るたびに、領収書を出していけば貯まり過ぎることもないでしょう。
また、余談ですがよく使うクーポン券を入れておいても便利だったりします。
(欲張って入れ過ぎるとかさばるのでほどほどに)
ポイントカードはなるべくアプリで
名刺入れには、財布のように大量のポイントカードを入れられるスペースはありませんので、よく使うポイントカードを厳選して入れるしかありません。
例えば、”ナナコカード”、”WAONポイントカード”、”阪急阪神のSポイントカード”など本当によく使うカードって限られていると思います。
また、最近ではポイントカードアプリというのもあります。
”ヨドバシカメラ”、”ニトリ”、”GEO”、”Rポイント”などはスマホアプリの画面を提示することで、ポイントが貯まりますので、カードを携帯することが不要なのです。
ちなみに、税理士がセミナー研修を受ける際には、本来は”受講カード”のバーコードを読み取ってもらうのですが、これも実はWebからバーコード画面を出して読み取ってもらうことができるのでカードを持って行く必要は無いのです。
緊急時のメモとペンは便利
「メモはスマホですればいいのでは?」と思うかもしれませんが、電話中に急なメモが必要になった時にメモとペンがあると便利です。
電話しながらもスマホでメモを取る方法もありますが、それにはイヤホンが必要です。
(イヤホン無しでは周りに会話が駄々洩れ)
なので、とっさのメモの時に名刺入れからさっとペンと紙を出せればかなり便利なのです。
名刺入れに収納するためのペンというのも売られているので、おススメです。
これ↓
オート ミニモシャープ グリーン SP-505MN-GN |
主役の名刺は最低限の枚数で
これだけ色んなものを入れてしまうと、肝心の名刺はそんなに多くは入れられません。
でも、名刺ってそんなに多く持ち歩く必要ってありますか?
10~15枚入っていればその日1日は十分もちます(わたしの場合は)。
事務所に戻ってから、使った分をその都度補充すれば名刺を切らしてしまうこともないでしょう。
また、交流会などで大量に名刺を配る可能性がある場合には、あらかじめ分かっているはずなので、別途準備しておけば済む話です。
終わりに
これだけ色んなものを入れてしまうと名刺入れが重くなってしまいそうですが、意外や意外、たった140gにしかなりません。
スマホの重さが220gだったので、その軽さがわかるでしょう。
(ちなみに財布は300g超です)
名刺入れには名刺を入れる以上の働きをしてもらうべきなのです。