最近の健康ブームもあってか、立ちながらのデスクワークが流行っていますね。
わたしも2年ほど前からできるだけ立ちながら仕事をするようにしています。
ただ、その際に使用するスタンディングデスクのサイズに納得がいっておらず、結局、長時間立ちながら仕事をすると首や肩が疲れてしまうという状況でした。
今回は、そんな不満を解消するために自分にぴったりサイズのスタンディングデスクを自作してみたという話です。
コーナンで1万円くらいで材料を買って30分ほどで完成する簡単なものですが、いい感じのができました。
立ちながら仕事することの効果
普段デスクワークが多い人は、運動不足が気になるのではないでしょうか。
立ちながらの仕事はそんな運動不足の解消に役立つのです!
「立つだけで?」と思うかもしれませんが、ただ立っているだけでも意外に足の筋肉を使っています。
バランスをとって立ち姿勢を維持するために色んな筋肉が常に動いている状態だからです。
その証拠にずっと立ちっぱなしって結構疲れますよね。
1日に3時間だけ立つ時間を増やせば、年間ではフルマラソン10回走る分のカロリーを消費できるという研究もあるようです。
また、座り過ぎは肩こりや背中の痛みなどに繋がるだけでなく、様々な病気(心筋梗塞やがんまでも)を誘発して死亡リスクを高めます。
日本人は特に座り過ぎとも言われています。
人間の体はそもそも立つことを前提に作られているので、座っているよりも立っている状態の方が自然なのです。
立って仕事する方が頭が冴えて作業効率が上がるという話や、姿勢が良くなるという話もあったりします。
コーナンで買い物だ!
DIYと言えばコーナン!(注:DIYと言うほどの作業はしていませんが…)
今回は、スチールラックを使ってスタンディングデスクを自作します。
コーナンで購入したのは、
①ポール×4本
②延長ポール×4本
③網棚×2つ
④ウッドシート×1つ
⑤アジャスター×4つ
だけです。
全部で10,401円!
制作時間は30分!
工具不要で、ただ組み立てただけです。
意外と値段が高くなってしまいましたが、サイズ感はピッタリのものができました。
既成のものはサイズ感がイマイチ
既成のスタンディングデスクを買おうと思えば、安ければ6,000円くらいであります。
でも、高さがちょっと低かったり、横幅が大き過ぎたりと欲しいサイズのものは見当たりません。
また、丁度よい高さに設定できる昇降式のデスクを買おうと思えば、3万円近い値段がして別の意味で高過ぎます。
コーナンのラックはサイズが無数!
一方、このコーナンのスチールラックは高さが9種類もあって、さらに延長ポールを使えばより様々な高さに対応することができます。
わたしの望んだ高さ110cmも見事に実現することができました。
網棚の大きさも10種類以上あって、狭い部屋でも丁度よい大きさを選ぶことができます。
しかも網棚にピッタリのサイズのウードシートもあって、本当のスタンディングデスクのような感覚で使うことができるのです。
わたしの場合は、キーボードとマウスとテンキーが置けるサイズのものが欲しかったのですが、サイズピッタリのものが見つかりました。
棚を増やして収納スペースを作れる!
本来はスチールラックなので、棚を増やすことはもちろん可能。
自分の足元に収納スペースが作れるのでかなり便利です。
スタンディングデスクは引出しが付いていないものがほとんどですが、引出し代わりに棚を使うことができるのです。
欠点は…
このスタンディングデスクの唯一の欠点は、多少のぐらつきがあるということです。
そもそもがスチールラックなので、ぐらつきがあるのは仕方ないのかもしれません。
でも、デスクの足に別売りのアジャスターを装着すれば、ぐらつきはかなり軽減されてほとんど気にならなくはなります。
終わりに
自分に合っていないサイズのスタンディングデスクを使っていては、折角の健康効果が台無しです。
酷い場合には、逆に首や肩を痛める原因にもなりかねません。
あなたも自分にピッタリサイズのデスクを作ってみてはいかがでしょうか。