今年の夏休みはJALのお得なプランで島根旅行に行ってきました。
息子は1歳8か月にして初めての飛行機。
そして、3泊4日という初めての長旅。
さらに、嫁は臨月間近という厳しいコンディション。
果たして、マイナー観光地”島根県”(島根の人すいません。)で楽しむことはできたのでしょうか。
※妊婦を連れての旅行の注意点は後編に!
初めての飛行機
伊丹空港から出雲空港までは飛行時間50分ほど。
阪急電車で梅田から河原町に行くくらいの時間です。
息子はいつも飛行機のオモチャでは遊んでいるけど、乗るのは初めて。
まずは短い時間で飛行機に慣れるという意味でも丁度よいフライト時間でした。
怖がらないかなーと心配していましたが、全く問題なし。
窓の外に興味津々です。
窓からはこんな景色が見えました。
でも、すぐに飽きたようで10分ほどでおやすみしてしまいました笑
わたしが初めて飛行機に乗ったのが高校生の時でしたから、1歳でもう飛行機に乗るなんて羨ましいもの。
でも国内線の場合、2歳以下は運賃無料なのです。
その代わり、座席は大人の膝の上。
大人は疲れますが、無料で飛行機に乗れる今のうちにいっぱい乗せておけばいいかもしれませんね。
しかも子供はこんな飛行機のオモチャまで貰えるのです。
タダで乗せてもらってるのに至れり尽くせりです。
また、妊婦同伴の場合には優先的に搭乗させてもらえて、体調にも気を配ってもらえました。
妊婦に優しい社会はありがたいですね。
出雲空港に到着すると早速、ゆるキャラ”しまねっこ”がお出迎えしてくれました。
出雲そばを堪能!おススメ度A
島根の美味しいもとの言えば、出雲そばです。
小さい子供はそばアレルギーに気を付けなくてはいけませんが、息子には旅行前にそばを食べさせてすでにアレルギーが無いことは検証済み。
なので、今回の旅行では出雲そばを食べまくることになるのです。
出雲そばは、割子という三段重ねの器に入れられて出されます。
それぞれ違う薬味がかかっていて飽きずに食べられます。
天ぷらそばはどうやら邪道のよう。
ホテルの朝バイキングでも割子そばを食べたので、計5食。
息子は、うどんよりもそばの方が好きみたいで割子2皿分をぺろりと食べてしまいます。
出雲大社でお参り!おススメ度S
島根県と言えばやはり出雲大社でしょう。
今回は、嫁の安産祈願という目的もあったので、日本中の神々が集うと言われているスーパーパワースポット出雲大社でご利益&パワーを授かります。
折角なので完璧なお参りをしたいということで、”4つある大鳥居”をすべて通って参拝するコースを選択。
しかし、これが中々大変でした。
最初の鳥居から出雲大社本殿までは2キロ弱の距離があります。
2キロくらいなら近い近いと思っていましたが、真夏の昼間の2キロは遠い…。
しかも、妊婦と1歳児を連れての2キロはさらに遠い…。
まずは1つ目の”石の鳥居”。
本殿まではまだまだ遠いです。
そして、次は”鉄の鳥居”。
神社の敷地内は、なぜか外より静かで厳かな雰囲気が広がっています。
最後に”青銅の鳥居”。
もう本殿はすぐそこ。
そして、ようやく到着の”本殿”です。
荘厳な雰囲気。
天皇陛下ですら、この本殿には入れないとのこと。
我々一般人には遠目に眺めるのも眩しいですね。
なんだか、ものすごいパワーを得たような気がします。
そして最後は、出雲大社の名物”大しめ縄”です。
ラッキーなことに先日取り換えられたばかりで、真新しいキレイなしめ縄を見ることができました。(数年ごとに交換するそうです)
でも、あれっ…?
鳥居3つしか無かったような…。
そうです。
後から気付いたのですが、なんと2番目の”木の鳥居”が工事中だったのです。
本当なら、この石碑の真後ろに大きな”木の鳥居”が建っているはずなのですが、そんなものは全くありませんでした。
本来の姿はこれだそうです↓
(出雲観光協会HPより)
折角すべての鳥居を通ってご利益を得ようとしたのにとんだリサーチ不足でした。
まあ、この頑張りは神様も見てくれていると思うので無駄にはならないでしょう。
そして、レンタカー屋で聞いたおいしいお蕎麦屋さんは、さらにここから2キロ。
まだまだ神の試練は続くのでした。
世界遺産の石見銀山!おススメ度B
そして、島根と言えばもう一つ。
世界遺産の石見銀山です。
松江からはちょっと離れていて、車で2時間くらいかかります。
そして、ここは駐車場が要注意!
銀山(龍源寺間歩)から1番近い駐車場(石見銀山公園駐車場)は30台くらいしか駐められない小さな駐車場です。
この時は運よく5分ほど待って空きがでましたが、繁忙期ならまず無理でしょう。
ここが空いていなければ2キロ以上も離れた他の駐車場(バス移動ができるようです)しかありませんが、そこを使うのが無難です。
また、この1番近い駐車場からでさえ、石見銀山の入り口(龍源寺間歩)までは3キロ近くあります。
これまた、真夏に歩くには中々大変です。
木陰を歩けば少しはましかも。
車は通行禁止なので、子供には安全です。
途中には小さな間歩(鉱山の穴)があります。
山道や橋もあったりして、自然も堪能できます。
小川の水もキレイです。
とてもいい道だったのですが、如何せん遠いです。
龍源寺間歩に到着した時には子供もへとへとでした。
貸し電動自転車もあるので、坂道を歩くのが嫌な人は使うといいかもしれませんね。
いよいよ石見銀山の内部(龍源寺間歩)に入っていきます。
中は真っ暗で、天井の低い道が続きます。
真夏なのに寒いです。
10℃ちょっとくらいの気温。
そして、あっという間に外です。
所要時間10分くらい。
そして、また駐車場まで1時間ひたすら歩きます。
途中に猫の親子がいて道草を食ってしまいました。
子猫が可愛すぎます。
龍源寺間歩は往復2時間以上歩いて見学は10分程度で済んでしまうという、なんともあっけない観光地でした。
世界遺産だからと言って、石見銀山(龍源寺間歩)にそこまでの大きな期待を持って行かない方がいいかもしれません。
銀山以外にも昔の町並みが見れる地区があるのですが、2時間も歩くともう町並みを歩く元気もありません。
まあ、行き帰りの道が楽しかったから良しとします。
こんなとこにもゆるキャラは存在しています。
山なのになぜかサザエのゆるキャラ笑
島根旅行はまだまだ続きますが、長くなったので「後半へ続くー」。