ネットショップで服を買えるというのは、わざわざ店まで出かける手間が無いのでとても便利なのですが、デメリットもあります。
それは”試着ができない”ということ。
そして、そのせいでサイズの合わない服を買ってしまったらもう大変。
気に入って買ったのに着ることができないなんて、こんな悔しいことはありません。
今回は、そんなピンチを救ってくれる100均アイテムの紹介です。
丈の長過ぎるポロシャツ
今回サイズが合わなかったのは、ポロシャツ。
オリジナルデザインのポロシャツなので、返品交換はできない商品なのです。
いつも着ているサイズと重ねてみると、かなり丈が長いです。
でも、サイズを間違えて買ってしまったたわけではありません。
驚くことに、実はどちらも”Lサイズ”なのです。
こういうことがあるから、試着のできないネット購入は恐ろしいのです。
また、ポロシャツは洗えば少し縮むという注意書きもしてあったのですが、少々縮んだくらいではどうしようもないくらいの丈の長さです。
(実際1度洗ってみましたが、ほとんど変わらずでした)
こんなどうしようもないポロシャツを、どうすればいいのか色々と調べてみると…
自分でできる安上がりで簡単そうな方法があったのです。
裾上げテープ
使うのはこれ。
100均で売ってる”裾上げテープ”という商品です。
普通はズボンやスカートなどの裾上げに使うようですが、今回はポロシャツです。
果たしてうまくいくのかどうか…。
裾上げスタート
まずは、理想の長さのポロシャツと重ね合わせて、どれくらい短くすればよいかの確認。
微調整しながら、内側に折り曲げていきます。
ここで重要なのは、シャツの前と後ろでは丈の長さが違うということ。
後ろの方(お尻のところ)が若干長いのです。
そうなるように、折り曲げには注意が必要です。
長さが決まれば、まち針で仮止めをします。
まち針の位置は下から2~3cmくらいのところにしましょう。
(仮縫いの時に邪魔にならないように)
そして、ここからはお裁縫です。
縫うと言ってもただの仮縫いなので、裁縫が苦手でも大丈夫。
わたしも十数年ぶりに針と糸を使いました。
針に糸を通したら、さっき留めたまち針の下を縫い進めながら、ぐるりと一周縫っていきます。
複雑な縫い方は一切不要。(仮縫いなので)
最後の結び方がわからなければ結ばなくても大丈夫。(仮縫いなので)
この時、できるだけ下の方を縫うようにしないと、後でテープを張るときに邪魔になるので注意しましょう。
縫い終わったら、シャツを裏返します。
そして、長過ぎる部分をチョキチョキ。
折り返しが2cm残るくらいで切り落としてしまいましょう。
切ってしまったらもう後には戻れないので、覚悟を決めましょう。
そして、いよいよテープの出番です。
これ1つで、シャツ1枚分の裾上げができます。
まずは、シャツの前部分の横幅の長さでテープを切ります。
そして、くっ付けたい部分にテープを乗せて、アイロンで熱(中火)を加えます。
(テープの種類によっては、水で濡らしてから使うものもあります)
これだけで簡単にくっ付くのです。
結構、しっかりと接着していますので、失敗してもやり直せません。
慎重に作業しましょう。
この時の注意は、仮縫いの糸とテープが重ならないようにすること。
重なってしまうと後で糸が取れなくなってしまいます。
シャツの後ろ部分も同じようにくっ付けていきます。
1周ぐるりとテープを貼り終わったら、仮縫いの糸をほどいてください。
これで完成です。
シャツを表返して、うまくできたか確認してみましょう。
今回は白いテープを使ったので、白いシャツでも裏移りは大丈夫と思っていたのですが、折り返して2重になってる部分の裏移りは少し出てしまいました。
でも、ほとんど気にならないくらいですし、そういうデザインのように見えなくもないので、まあ許容範囲内です。
果たして長さは…
では、裾上げ前後を比べてみましょう。
丈の長さは完璧です。
これなら、なんとか着れそうですね。
ただし、胴回りや肩幅の大きさはどうしようもないので、筋トレで肉体改造するしかなさそうです笑
終わりに
サイズの合わない服を買ってしまっても、あきらめるのはまだ早いです。
せっかく気に入って買ったのですから、なんとか着れるように頑張ってみてはどうでしょうか。
小さすぎる服はどうしようもないかもしれませんが、大きすぎる服なら何とかなるかもしれませんよ。